空 ASAGAO
空 ASAGAO
kiwakoto
ふとした瞬間の空の色を落とし込んだ器
日本古来の文様から着想を得て、花の輪郭をかたどったKiwakotoのテーブルウェアシリーズ。
「日本の伝統文化はその全ての領域にわたって、均整の取れた純粋な美の印象を与える。」
- 『サインとシンボル』p.321 アドリアン・フルティガー著
フルティガーの言葉の通り、Kiwakotoのプロダクトは、非常に丁寧な職人の手仕事によって美しいディテールを実現しています。
「空 ASAGAO」は、ぱっと見上げた空のように、移りゆく色を表現。
一枚ずつ異なる表情がとても魅力的です。
釉薬で表現された色味は、実際に目で見る、移ろう空の模様さながら。
光に透かすと、窓から火の光が差し込んだように、キラキラとさりげなく輝きます。
造形は朝顔の形をモチーフに正円の曲線のみで構成。
茶書「茶話指月集」に納められた逸話の一つ、千利休が豊臣秀吉を招いた茶会で飾られていた一輪の花も朝顔。古くから親しまれていたことが読み取れます。
現在も多くの人に馴染みのある朝顔は、梅雨〜秋口にかけてが開花時期。
その名の通り早朝に開花する花なので、朝食に用いて一日を気持ちよく始めるのもおすすめです。
緊張感がうまれるほど薄く繊細な出立ちは、食事の時間の体温を上げてくれます。
作品として高い完成度を実現しながらも、食洗機・電子レンジでのご利用へも対応。
「日常の中に工芸を取り入れてもらいたい」との思いから、使いやすさも担保されています。
空 ASAGAO ができるまで
和花をモチーフに、家紋を作るように図形に落とし込んで器に。
Kiwakoto のテーブルウェアシリーズは、工芸士とグラフィックデザイナーによる、新しい形のコラボレーションで生み出されました。
ものづくりの裏側のつづきは<こちら>から。
■ サイズ・重量
- Large(Φ260㎜・485g)
- 大皿やパスタプレートとして使いやすいサイズ
- Medium(Φ205㎜・269g)
- 汁気のある和物や、大きめの取り皿として活躍するサイズ
- Small(Φ150㎜・115g)
- 取り皿やお菓子皿として重宝するサイズ
※サイズ・重量は概寸です。個体差があります。
※本商品は4サイズ展開ですが、一番小さいLittle(Φ95㎜)のお取り扱いはございません。
■ 素材
磁器・釉薬(京焼・清水焼)