Why we develop a tea product

こんにちは。fromを運営するnae Inc.の代表であるYuki Shinoharaです。今日は、私たちがなぜお茶のプロダクトを開発しているのかをお伝えします。

私は趣味として、8年以上茶道を習ってきました。
茶道は日常の中に非日常を見出すことを楽しみます。


たとえば、茶事が始まってから終わるまでの間に窓から入る光の変化を楽しんだり、朝お花に水を与えて水滴がついていたのが茶事が終わる頃には乾いているなど、普段当たり前に過ごしている日常の風景の中に新しさを見出します。


この過程を通じて、抹茶を飲むと、普段はサッと飲んでしまっているお茶がとても特別に感じますし、自分がこれまで気づいてこなかった味覚を体験できることができます。




このような体験がとても楽しく、気づけば8年以上もの間、茶道の世界に入り浸り、Senjuという茶名も拝命しました。



私の茶道の師匠は煎茶道の先生でもあります。
今回のchakoroはまさに先生から教えていただいた煎茶の体験がベースになっています。



煎茶道では、玉露を飲むことを楽しみます。はじめて、先生が入れた煎茶を飲んだ時、玉露が出す旨味と香りに電撃が走ったような衝撃を覚えました。
私が人生で一番感動した味覚体験の1つでもあります。
日本人にとって緑茶はとても身近な存在ですが、20年以上生きてきてはじめて知った体験でした。



日本人でさえあまり知られていないこの味覚体験を日本だけではなく、世界中のいろんな方に知っていただきたい。その味覚を通じて茶道の精神の一つである、日常の中にある非日常を楽しんでいただきたい。そういう思いをchakoroには込めています。



chakoroで緑茶を焙じている間は、時間の流れがゆっくりになります。その時間の中で、いままで気づかなかった日常の非日常な部分を楽しんでください。茶葉が焙じられる過程で変化する茶葉の色味、炎のゆらめき、漂う香り。あなたの生活環境により豊かな彩りを与えてくれるでしょう。



chakoroで使用している絞り出し急須は、煎茶道で使用する玉露の香りや旨味を最大限まで引き出してくれる急須の形状です。


是非、chakoroで玉露を楽しんでください。きっとあなたに新しい味覚体験を提供してくれることでしょう。



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